雨降りの土曜日。進行中のプレゼン資料は、お客様の確認待ち。ぽっかり時間が空いてしまった。特にすることもないので、スライドちゃんでもひやかそうと、資料喫茶へ行くことにした。雑居ビルの地下にある資料喫茶。カランカラ~ン♪と扉を開けると、もの凄く不機嫌そうなスライドちゃんが、カウンター越しに唸っていた。客商売で、この感じの悪...
市川 真樹の記事一覧( 3 )
「パワーポイント」とともに検索されるキーワードのTOP5に、常に「アニメーション」が入っている。つまり、多くの人が、アニメーションの設定に悩んでいるということだ。パワーポイントのアニメーションは、地味なものからケバケバしいものまで多種多様であり、それらを駆使すれば、こんなパワポ動画まで作れてしまう(音声あり)これは、セ...
「私は、上司のプレゼン資料をよく作るのですが、『君の資料はプレゼンしにくい』と必ず言われます。でも、どうしてよいかサッパリ分からなくて…」という悩みを、研修の受講者から打ち明けられることがある。そんな時、解決策として浮かぶのが、「通訳者のメモ書き」である。私は、20代後半~30代の前半、通訳者を志し、日本の通訳学校に通...
プレゼンの構成として、よく登場する2つの王道がある。ひとつは、「英雄の旅」といわれる、ハリウッド映画の脚本などで見られる、聞き手の感情を揺さぶるフレームワーク。もうひとつは、ロジカルシンキングの伝えるツールで「ピラミッドストラクチャー」と呼ばれる、論理的なフレームワーク。両者ともプレゼン界の常連であり、ご存知の方も多い...
研修でパワーポイントの操作方法を紹介すると、受講生がすっきり顔になる瞬間がある。その1つが、ページ番号(=スライド番号)の設定、以下の3点セットである。ページ番号の表示方法ページ開始番号を0にする方法(表紙をカウントせずに、本文を1ページから開始する)「ページ番号/全ページ数」の表示方法スクリーンに投影するスライドにつ...
プレゼンのイントロダクションでは「現状と課題」を提示せよ!というのが、鉄則である。その一方で、「課題と原因」が必要だとする指南書もある。さらに、「課題」と「問題」の違いに困惑したり、「原因」は「課題」の裏返しではないか?と、悶々としてしまう人も多い。誰もが一度はこんがらがる、この「現状」「問題」「課題」「原因」の違いに...
肩こりがあまりにひどいものだから、スーパー銭湯で「リンパドレナージュ」に挑戦した。悲鳴をあげるほど、リンパをぐりぐりやられたのちに、「首、肩、胸のリンパがひどく固まっているから、パソコン作業の合間に、リンパを流しなさい!」と、怒られる。確かに、首が回らないほど固まっているので、「リンパマッサージ」で検索してみると、素敵...
先日、「iPS細胞で脊髄損傷治療」の記事を「見える化」した。その際の内容を、研修でも触れようと、教材に加工していたところ・・・「対比」関係を見える化していなかったことに、気がついた (-_-;)いや、前回も最後のほうで気がついたのだけれど、スライドとブログ記事の修正の手間を惜しんだ!というのが、正直なところである。。。...
皆さんは、部下の資料に、こんなコメントをしていませんか?「論理的じゃない!」しかし、そう指摘された部下の多くは、どうしたら論理的にできるか、分かっていません。一喝するのは簡単です。でも、資料が論理的でないと言いながら、論理的なアドバイスを与えていないのであれば、それは不信感につながる危険があり、さらに部下の資料レベルも...
プレゼン資料のコンサルをしていると、「会社全体で、資料デザインを統一したい!」という相談をよく受ける。テンプレートを刷新し、詳細なルールブックを作成しても、社員は目の前の仕事に追われ、そんなものを読む時間はない。その結果、社員によって十人十色、統一感など微塵もないケバケバしい資料が、会社中に氾濫してしまう。この悲しい現...